こんにちは。心理カウンセラーのLinoです。
「また忘れ物をした」「集中できなかった」「つい言いすぎてしまった」「部屋が散らかってしまった」
そんなとき、あなたはどんなふうに自分に声をかけていますか?
ADHDの特性を持つ方は、日常で失敗や誤解が重なりやすく、
そのたびに「努力が足りない」「自分はダメだ」と感じやすいのです。
これは 自己肯定感の低下 につながり、さらに生きづらさを強めてしまいます。
😟 ADHDと自己肯定感が下がりやすい理由
- 小さな失敗の積み重ね
→ 忘れ物・遅刻・ケアレスミスが続き、「またか…」と自己嫌悪に。 - 周囲からの誤解や指摘
→ 「怠けてる」「ちゃんとしなさい」と言われ、心が傷つく。 - 比べてしまう気持ち
→ 「あの人は普通にできるのに、なぜ自分は…」と他人と比較して落ち込む。 
🌱 自己肯定感を育てる工夫
「できない部分」に目を向けるのではなく、「できている部分」に意識を切り替えることが大切です。
- できたことリストを書く
→ 「洗濯できた」「メールを送れた」など、小さなことも全部OK。 - 完璧を目指さない
→ 100点でなくても、80点で十分。自分に合ったペースで進む。 - 特性を理解して受け入れる
→ 忘れ物や集中しづらさは「脳の特性」であって「怠け」ではない。 - 強みを活かす環境を選ぶ
→ 好きなこと・得意なことを伸ばすことで、自信が回復しやすい。 
✨ 前向きな視点を持つために
ADHDの特性は「欠点」ではなく「特性」です。
困りごとは工夫で補えるし、強みを活かすことで人にはない魅力を発揮できます。
自分を責め続けるのではなく、
「私はこういう特性を持っている」と理解し、
そのうえで「どうすればラクに暮らせるか」を探していくことが、自己肯定感を育てる第一歩です。
📝 まとめ
ADHDと自己肯定感は深く関わっています。
失敗を繰り返すたびに「自分はダメだ」と思ってしまいがちですが、
それは努力不足ではなく「脳の特性」によるものです。
あなたは“ダメな人”ではなく、“特性を持った人”です。
まずは、あなた自身のありのままを受け入れ、
小さな成功を積み重ねていくことで、自己肯定感は少しずつ回復していきます。
もし「一人では難しい」と感じるときは、安心して気持ちを話せる場で、一緒に安心の土台を作り、自己肯定感を育ててませんか?
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次回は、「ADHDの自己肯定感が高い人と低い人の違い」についてお届けしますね。
			
						
		
