三日坊主で終わるのは、意志の弱さじゃない?


こんにちは
自己愛で運命を引き寄せるハピネスカウンセリング
心理カウンセラーのLinoです。

「変わりたい・・・。」

でも変われないってことありませんか?

例えば「またダイエットが続かなかった。私って三日坊主でいつも続かない。やっぱり意志が弱いのかな?」

って思われたことはありませんか?

そう感じてしまうのは自然なことですが、実は“意志の問題”ではないんです。


実は、私たちの行動のほとんどは「意識していない心」、つまり潜在意識に左右されています。

心理学では、行動の約9割がこの潜在意識の影響を受けていると考えられています。


氷山の一角のように、私たちが普段意識している意識は顕在意識といい、顕在意識はほんの一部です。

9割が意識していない潜在意識です。

潜在意識の3つの特徴

1. ホメオスタシス(現状維持)を優先する

心理学では「恒常性(ホメオスタシス)」という言葉があります。

これは身体や心が「変わらない状態」を保とうとする働きのこと。
潜在意識は、このホメオスタシスに従って今までの生活パターンを安全だと判断します。

たとえば、夜にお菓子を食べていた習慣を変えようとすると、
潜在意識は「それは危険かも」と反応し、元に戻そうとします。

三日坊主になるのは、この“心の安全装置”が働いている状態ともいえるのです。


2. 繰り返しによって書き換わる

潜在意識は、一度の意思表示にはなかなか反応しません。

ですが、繰り返される刺激や行動には徐々に順応していきます。

だから、「またダイエットを始めたけど続かなかった」という経験を何度繰り返しても、
むしろそれは潜在意識を書き換えるためのプロセスなのです。

続けることより、“繰り返すこと”がカギになります。


3. 言葉よりイメージに反応する

認知心理学では、人の思考や感情は**イメージ(視覚的な記憶や未来像)**に強く影響されることが分かっています。

たとえば、「ダイエット=苦しい・我慢・ストレス」と無意識に感じていると、
それを回避するように行動してしまいます。


逆に、「気持ちよく体を動かしている」「軽やかに歩く自分」など、
ポジティブなイメージを持つと、潜在意識はその方向に自然と動いてくれます。


三日坊主は、変化の“はじまり”

三日坊主は失敗ではなく、「今までの自分」と「これからの自分」の間で心が揺れている状態。
その揺らぎこそが、変化の兆しです。

心理学的に見ても、変化は一足飛びには起きません。

何度も行動を起こし、失敗と成功をくり返す中で、潜在意識はゆっくりと書き換えられていくのです。


さいごに

「またダイエットが続かなかった…」と自分を責めるのではなく、

「今日もまた始めよう」と、行動を選び直せた自分をぜひ認めて褒めてあげてください。

潜在意識は、小さな変化を起こしていくことで、変化していくものです。

自分に対して厳しくしすぎず、繰り返し少しずつ、新しい自分に慣れていけば大丈夫です。


はじめは、大きな変化ではなく小さな変化を心掛けてみてください。

カウンセリングを受けていただくと小さな一歩が踏み出しやすくなります。

カウンセリングでは、なりたい理想なあなたになるサポートをさせていただきます。

変わりたいと思われた方は、カウンセリングを受けてみてくださいね。

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